ミャンマーにはナッ神と呼ばれる、独特の神様がいる。神様というか実際には精霊に近い存在であって、昔の亡くなった方が現世に未練があり天上界に行けずに地上に住むとされている。
　様々な地域にそれぞれのナッ神がいたりするのだが、今回はナッ神の総本山であるポッパ山にて１２月の満月に祭りが行われるという情報で撮影に向かった。
　実際にはポッパ山での祭りは年に二回あり、今回のは小さい規模の方であったのだが、小さいだけに大勢に押しつぶされずに撮影できたのはよかったのかもしれない。今回はそんな知られざるナッ神の祭りの様子を紹介する。